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1日でもう描き始められます。「Photoshopで描くマンガデッサン基本レッスン」

いつもは Adobe Illustrator でイラスト制作をしているのですが、Photoshop でイラストを描きたいと思って、この本を読みました。
Photoshop で作品を制作するための初歩的なことが描かれており、あっという間に読めます。
1日で読めるのではないでしょうか。

Photoshop でのイラスト制作の右も左も分からない!という方の最初の一冊に向いています。

Photoshop はすごく多機能ですが、実際にイラストを描く分にはそこまで機能を使いません。
この本は、イラストを描くためだけの必要最低限の機能を解説しているため、すぐにでも描きたい!という場合に向いています。
線画から仕上がりまで一通りのことを解説されています。

3,000円以上する Photoshop の分厚いリファレンスを買って、全部読み込んでから制作をスタートさせるより、ずっと精神衛生上良い感じがします。

絵を描けるソフトは CLIP STUDIO や SAI 等もありますが、プロを目指すなら月額980円で使える Photoshop を選択しておくのが賢明だと思っています。
DTPデザイナーもWebデザイナーも編集者も印刷所も看板屋さんも Adobe製品を使っているのですから。

この本の内容的には Photoshop の解説が9割で、絵の作り方はほんの少しという感じでになっています。

色の塗り方も、アニメ塗り・水彩塗り・厚塗りと3パターンを解説していますが、その解説もほんの少しです。

作例の絵があまりクセがなくて、自分でも描けそうと思わせてくれる感じなのも印象が良かった本です。

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絵に集中できる部屋の環境作り

絵を描き続けていくのに、僕のような凡人には環境が大切です。
特にこれは大切だなと思ったことを書いてみます。
もちろん個人差があると思いますので、自分にあった方法を探してみてください。

壁に背を向けて、机を社長配置にする。

壁に背を向けることによって、後ろから誰かに襲われることがないという原始的な安心感があるみたいです。
ただ、冬に窓際を背にすると風邪をひいてしまうので気をつけましょう。

寝室と作業場所を同じ部屋にしない。

作業机の横に寝る場所を配置してしまうと、僕の場合はかなりの確立で休んでしまいます。
眠りたい。休みたい。というのは人間の根源的な欲求なので、それをわざわざ喚起するのは得策とは言えません。

何も置かない

机の上には、必要最低限のものしか置きません。
これは集中力に大きく関係します。
できれば、部屋もあまり物がない方がいいです。

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大きい机を使う

狭い机で縮こまりながら描くより、精神衛生上も良いと思っています。
私は大きさの割りには安い会議机を使っています。

絵で食べていくために習うべきか?

コメントでご質問をいただきましたので、僕の答えをまとめました。

とある方に絵で食べて行きたいのなら習いに行った方が良いと言われました。独学より習った方がいいのでしょうか?

人から聞いて学んだ方が良い人と、本などから学んだ方が良い人の二種類のタイプがいるそうです。

ですから、どちらの特性かはご本人の経験の中からしか分からないため、僕にはどちらとも言えません。

ただ、習った方が良いかなという気持ちがあって、習いに行けるだけの環境があるのであれば、習いに行った方が良いのではないでしょうか。

習いに行って、ご自身にあっていれば、当然プラスですよね。

たとえ、独学の方が合っていたとしても、ご自身の特性を見極められますし、多少であっても学びにはなりますからプラスです。

ただし、習いに行ってみて自分に合わなかったり、何となく行かなくなってしまっても、自分を責めないことが大切だと思います。

美大や美術専門学校の場合は話は違ってきます。
沢山の学費と年数が必要ですし、気軽にはやめれません。
当然プロになるんだという前提で、何を描きたいのか、何のために絵を描くのかまで考えぬく必要があります。

ちなみに、絵で食べて行きたい人のための最高の勉強法は習うでも独学でもありません。
絵を仕事にすることです。
絶対厳守の提出期限があって、テーマも与えられ、得意じゃない物も描く。ちゃんとダメ出しもされて、市場のニーズも分かる。商売のやり方まで並行して学べて、しかもお金も貰えます。

絵を楽しく描く処方箋

絵が好きだったはずなのに、いつの間にか絵が楽しく描けなくなってしまった人は多いと思います。

絵を楽しく描く処方箋は、人によって完全に違うと思います。
放っておいても呼吸するように描く天才肌以外は、何かしら工夫が必要でして、例えば僕は家では全然描けないので、普段は馴染みの喫茶店で毎日お茶代を払って仕事をしています。
これは、もうどうしたって僕の性質なので必要経費なのです。

以前、沢山の人が行き交う場所で丸一日ぶっ通しで絵を描き続けたのですが、とても集中も出来ましたし、それはもう楽しい経験で自分の一部を発見した思いでした。

家電は買った時に取扱説明書がついてきます。
でも、私達は生まれた時に取扱説明書がついていませんので、自分で自分のトリセツを見つけていかなければいけません。
人は全員違いますから、ひとつとして同じトリセツは有りません。

また、人間は家電のような人工物ではなく自然物なので、常に思った通りにはいきません。
時には気候の影響や月の満ち欠けのようなことにも影響を受けると思います。

ですから、環境・状況・題材を掛け合わせて、自分が楽しく描けているかを注意深く観察すると良いと思います。

例えば、壁に向かって描くより、壁を背にして描いた方が精神的に落ち着いたりします。
そういう細かい試行錯誤の積み重ねが意外と大事でして、自分にフィットするトリセツが見つかった時には、先に述べた天才肌との距離を埋められるかもしれません。

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