わたしのきいち
どんな本?
ぬりえ作家、蔦谷喜一(つたやきいち)の可愛らしいぬり絵を見ながら、喜一の半生をたどる本です。
16ページのぬりえと、3枚のきせかえ、4枚のポストカードがおまけでついています。
版画家の山本容子、コラムニストの中野翠、イラストレーターの湯村タラの3名によるコラムもあります。
レビュー
ぬりえ以外にも、肉筆画や美人画もあり、見応えがありました。
一世を風靡したぬりえ作家の長い波乱の人生のエピソードは、絵を志す者に勇気を与えてくれます。
着物に対する興味、美人画への強い想い、一人娘の存在など、人生経験はそのまま絵に投影されることに気づかされます。
戦争やぬりえの衰退など、一筋縄にいかない状況があっても、楽観して絵を描くことを楽しむ姿勢を見習いたいです。
著者の蔦谷喜一氏は、2005年に享年91歳で亡くなっています。
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