絵を描く、ちょっと人生を変えてみる
- 著者:
- 永沢 まこと (著者のサイト)
- ページ数:
- 208ページ
- 出版社:
- 講談社
- 価格:
- ¥ 1,500
- サイズ:
- 18.4 x 12 x 2.2 cm
- 当サイトの評価:
どんな本?
ペン1本で描ける著者のスケッチスタイルで、絵を描く方法を説明した本です。
本の内容は以下の通りです。
- 序章で、絵の『内づら』と『外づら』の二面性に言及。
- 第一章で、幼少時代から著者の軌跡をたどり、線の魅力を説明。
- 第二章で、絵を描くのに必要な画材と、絵の手順を説明。
- 第四章で、絵を人に見せることの重要性と方法の説明。
- 終章で、『パノラマ描き』『超速写術』といった描き方の紹介。
レビュー
文章中心の本で、絵は部分的に少しある程度。
同じ著者による『とっておきスケッチ上達術』や『自分発見スケッチ術』の方が、絵を豊富に使って解説しているので、理解しやすいです。
感性を『内づら』、知性を『外づら』と定義した上で、デッサンとスケッチの感覚の違いを見事に表現しています。
全体を通して『感性』に関する記述が多いです。
個人的には、感性も知性も両方必要だと感じました。
第四章の、自分の絵をポストカードにして身近な人に贈るアイデアは、実践的で面白いと思います。
「私は、どうしたら絵が上手になるのでしょうか?」という問いに対して、江戸後期の国学者、本居宣長(もとおりのりなが)の学問の学び方に関する本『うみ山ふみ』の一節が記されています。
強く心に残ったので、引用します。
『詮(せん)ずるところ学問は、ただ年月長く倦(うま)ずおこたらずして、はげみつとむるぞ肝要にて、学びやうは、いかやうにてもよかるべく、さのみかかはるまじきこと也(なり)。いかほど学びかたよくても怠(おこた)りてつとめざれば、功(こう)はなし。』
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