どんな本?
ペン1本で自由に描く著者のスケッチ技法について書かれた本。
線、色、人物、構図、実践の5章構成。
豊富なスケッチをもとに分かりやすく説明されています。
画材や紙の選び方や、絵を描く際の心構えについても触れています。
読みやすい本です。
レビュー
初心者から、ある程度絵を描ける人まで、参考になる本。
この本を読んでいると、絵は難しくないんだと感じさせてくれます。
絵を上達させるための方法が惜しげもなく書かれています。
難しいことも噛み砕いて説明されていて、分かりやすく、かつ内容は濃いです。
水彩での色の塗り方を「トーストを焼くように」と表現しているのは、うまいと思いました。
数をこなすことの重要性、お金をかけず人物クロッキーをするノウハウ、構図にとらわれない「一点突破」など、目からウロコが落ちる内容です。
のびのびとした著者のスケッチと文を読んでいると、スケッチブックを持って外へ飛び出したくなります。